くじらDのブログ

主に3DCGやUnity関連の開発メモ

Youtubeで見つけた「会社が生き残るための3つのルール」

最近Youtubeのおすすめ欄に自己啓発関連の記事が多いなぁと思っていたところ、偶然見つけた一人のYoutuber ”鴨頭嘉人”氏。

 

サムネイルで見る限りはにこやかで良さそうな人なので、クリックして視聴してみると、大きな声と暑苦しいテンションで胡散臭さが感じられなくもないが、全国で講演を行っている講演家だそう。

ただ、聞く限りかなりこれからの時代を個人で生きるために必要なことを語っていらっしゃり、個人的にとても感銘を受けたので、ご紹介したい。

 

 

 

紹介するのは、あくまでも鴨頭氏のコンテンツであり、ボク個人のものではないので、

こんな形で紹介するのもどうかなと思うのですが、仮にボクのこの記事から鴨頭氏を知る人が増えてくれるからいいのではないかと独りよがりな言い訳でご紹介させていただこう。

 

コンテンツの更新頻度はかなりの数で全国でいくつも講演を行ってらっしゃるようですが、今回は表題のこちらを御覧ください。

 

www.youtube.com

どこかのエンターテイメントをビジネスとした企業の新入社員セミナーだと思われるが、どの業界にも通ずるものがあり、モノ社会からコト社会にシフトしたこの時代だからこそ役にたつ内容だと思う。

 

 

 

元気

「元気」を売りにする日本一のテーマパークとしてディズニーランドを挙げた(ただしくは経営するオリエンタルランド

入場料は7000円以上と冷静に考えるとサービスを受ける前から高額な入場料をとられるが、そんな金額でもディズニーランドはリピート率97%らしい。

ディズニーランドに行く大人は鴨頭氏の父親がパチンコ屋に行くと同じようなテンションなんだそうです。しかしそれは、パチンコで勝つことが第一の目的ではなく、当たったときに店員さんに「おめでとうございます!」と言われることが楽しくて行っていたんのではないかと推測しています。

このことから、来店したときよりも帰るお客さんを元気に、勝ったお客さんよりも、負けたお客さんを元気にしてあげることがエンタメ業界のやりがいではないかと語っています。楽しい気持ちで帰ることができれば、またお客さんは楽しい場所に帰ってくると。

 

 

感動

お客様は心が動くような体験をすることを望んでいます。

鴨頭氏は過去に長年マクドナルドで人事部に務めており、その際に出会ったアルバイトに応募してきた女の子について紹介しています。その子はいつかディズニーランドのスタッフとして働きたいが、オーディションで落ちてしまい、来年の再挑戦するまでにマックで働いてたいと答えてくれたという。(ただディズニーランドのアルバイト時給はマックよりも安いらしいのだが、それでもディズニーランドで働き、お客さんに感動してもらうことを夢に持つ子はかなり多いらしい)

しかしその子に鴨頭氏は、来年のオーディションまでにうちでサービスレベルをあげて頑張ろうと応援します。するとその子はバイトにすごく精を出したそうです。

またディズニーランドでごみ拾いをしているスタッフの少年が、子供に「何やってるの!?」と声をかけられたとき、その少年は「夢のかけらを拾ってるんだよ」と答えてあげたそうです。

いずれも子もディズニーランドではどんな業務でも自分の仕事に誇りを持ち、感動を与えることを全うしていて、ウォルト・ディズニーのマインドが没後に作られた日本のディズニーランドで働く若い世代にまでしっかり共有されているのだそう。

 

 

つながり

今の時代、人は「つながり」を求めている。お客さんと店員さんに「つながり」が生まれた場合、そのお客さんはもう他のお店はいかないと断言しています。

そのお客さんはお見せではなく、”あなた”に会いに来ているといっても過言ではない。

自身の人間的魅力を磨けば、それは会社にも貢献でき、社会にも貢献でき、お客さんにも貢献できる。仕事を通じて人間的魅力を磨くことができる。それがエンターテイメント業界である。

これから来る超高齢化社会に突入する。その次代の高齢者達が求めているのは「心」。それを提供できるのがテンターテインメント業界。

 

 

サービスに上限などない。

好き勝手にお客様を喜ばせなさい。

自分で考え、感じ、チャレンジし、分析し、成長を感じる。

それがエンターテイメントである。

 

 

ボク自身は、エンジニア業なので、基本的にはオフィス内にいるのですが、月に2,3度クライアントのところに出向いたり、Skypeなどで打ち合わせに参加することがある。

一見、エンジニア業は、接客と無縁のように思われるかもしれないが、受託エンジニアといえど、サービス業に通ずるところは多くある。

普段は営業とのやり取りが主で時折現れるエンジニアが「元気」な顔で現れれば、クライアントは安心してくれるし、要点定義の段階や企画会議のときに、こちらかも提案できれば「感動」してもらうことができる。

そうやって信頼を重ねていくことができれば、「つながり」を生むことができる。