くじらDのブログ

主に3DCGやUnity関連の開発メモ

【Substance Designer】チュートリアルにのっとってメタリックな板を作る

現実の世界でもよく見る十字方向に溝のついている鉄板をSubstance Designerで制作しました。

Adobeの英語のチュートリアルを見れば丁寧に説明されています。

www.youtube.com

 

が自分用のメモとして。

 

全体のグラフの構成

全体はこんな感じ。

すべてが一直線のノードでつなげられます。

 

上から

・ベースカラー

・ノーマル

・ラフネス

・メタリック

 

といった具合。

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ベースカラー

左から順に

・PBR Metal Reflectance

・BaseColor出力

 

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PBR Metal Reflectanceはライブラリから検索すれば出てくるのでドラッグすればOK。

設定するプロパティは「インスタンスパラメーター」のMetal Colorを「Iron」に。

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BaseColorは特になし。

 

ノーマル

左から順に

・パターンメッシュ

・レベル

・法線

・ノーマル出力

 

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十字の模様のパターンは「ライブラリ」から「ジェネレーター」→「パターン」→「Mesh 1」を選択。インスタンスパラメーターは

・Tiling を 11 に

・Rotate 45 Digrees を 真 に

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レベルはレベルヒストグラムを調整して、良い具合に。

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法線は強度を 2 くらいに。(凹凸の大きさが調整できます)

「アルファチャンネルのコンテンツ」を「入力を使用してアルファを塗りつぶす」に設定する。(こっちでないと、他のノードのパラメータを設定できないため)

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ノーマル出力は特に変更することはなし。

 

ラフネス

左から順に

グランジマップ

・レベル

・ラフネス出力

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グランジマップは「ライブラリ」の「ノイズ」から「Grunge」と検索すると表示されます。特にパラメータの変更はありません。

 

レベルはレベルヒストグラムを調整して、良い具合に。

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ラフネス出力は特にパラメータの変更はなし

 

 

メタリック

左から順に

・均一カラー

・メタリック出力

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均一カラーは「グレースケール」に設定して、出力カラーを 255 に。

(白に近いほどメタルのツルツルに仕上がっていきます)

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結果

結果としてはこんな仕上がりになりました。

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