くじらDのブログ

主に3DCGやUnity関連の開発メモ

【zoom】iPhoneをzoomのカメラとして設定する方法

顎にお肉がついているのが目立ったり、おまけに鼻の穴が大きく映ってしまったりするのが気になるので、パソコン内蔵のモニター以外のzoomでのカメラの出力方法を探していました。

かといって安いWebカメラを買ってかえって画質が落ちたり、カクカクしたりするのも嫌だし、高いのをこのために買うのもなぁ。と思っていたのですが、mac版のzoomがアップデートにより仮想カメラに対応したことによってiPhoneをカメラに設定することができるようになりました。

https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362233-%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%B8%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%88

そのためには、MaciPhoneともにソフト、アプリをダウンロードする必要があります。(どちらも無料です)

MacにNDI Virtual Inputをダウンロードする

パソコンにはNDI Virtual Inputというソフトをインストールします。

https://ndi.tv/tools/#download-tools

NDI Tools webページ

進めていくと自身の氏名などを入力する項目が表示されます。
なんのことはありませんので、入力していきます。

入力が終わると、ようやくダウンロードすることができます。
Toolsとドライバーの両方をダウンロードします。

HX Driver for Macの方は.dmgファイルですので、いつものソフトダウンロード同様にそのままクリックしていけば完了します。

Toolsの方はダウンロードするといくつかのものが表示されます。
が、今回必要なのは NewTekNDIVirtualInput.pkg のみですので、そちらだけをインストールします。
これでパソコン側の初期準備は完了です。
次はiPhone側でアプリをインストールします。

iPhoneでNDI HX Cameraをインストールする

今度はiPhoneのAppStoreで「NDI」と検索します。

 

画像のNDI HX Cameraをインストールして開きます。

そうするとすぐにカメラ画面が開きます。

画面の真ん中の下にあるNDIを押して青いアイコンにしておきます。
(白いままだとカメラ映像の同期がされないようです)

またiPhoneとパソコンを有線でつなぐか、同じWifi環境下で接続しておきます。(同じWifi環境下であれば、無線状態でも接続できます)

NDI Virtual Inputを起動してみる

mac側は、先程ダウンロードしたNDI Virtual Inputを起動します。
下記のようなアイコンです。

開いても特にウィンドウなどは表示されないんですが、Dockにはいたり、アプリ名がメニューバーに表示されています。

ので、横のSourcesを選択すると、自身のiPhoneの名前が出てきますので、そこから「NDI HX Camera」を選択しチェックを付けます。
iPhone側がこのアプリを開いていないと、mac側では表示されません)

zoomのカメラでiPhoneのカメラを設定してみよう

zoomを開きまして、zoomの設定画面、もしくはミーティング画面を開くます。

そうするとカメラ設定の箇所にNDIカメラという項目が現れているので、この項目を選択します。

これで完了です。

おかげオンラインミーティングなどで自分の顔をローアングルから映さなくて良くなります。

会議中ずっとiPhoneを持ってるわけにもいかないのでスマホ用の三脚を買わないといけない。